ヒステリー球(咽喉頭異常感症)・梅核気
ヒステリー球(咽頭頭異常感症)・梅核気とは
「ヒステリー球(咽喉頭異常感症)」、東洋医学的には「梅核気」と呼ばれます。
症状としては、以下のようなものを感じる方が多いです。
・喉に何かがつかえているような感じがする
・喉に締め付けられるような感じがする
・喉に圧迫感がある、息苦しさを感じる
・食べ物が飲みこみにくい
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)梅核気の原因
ストレスにより喉の違和感や異常が出てしまうことはわかっていますが、詳細は未だ明らかにはなっていません。
ストレスをため込みやすいまじめな人、責任感が強い人、我慢強い人などが発症しやすいといわれています。
そんな中、最近の研究でヒステリー球の主な原因は輪状咽頭筋の過緊張である事が分かってきました。
輪状咽頭筋は食道の周りをぐるりと覆っている筋肉です。輪状咽頭筋は、食べ物が食道を通るときに広がり、それ以外の時は閉じて逆流を防ぎます。
この輪状咽頭筋が過緊張により閉じたままになると、何かがノドに詰まっているような感覚が生まれ、食べ物がうまく飲み込めなくなったり、息苦しさを感じたりします。
これこそがヒステリー球の正体です。
ヒステリー球はノドに梅のタネが詰まったような感覚がすることから、また東洋医学的に「梅核気」と呼ばれることもあります。
ヒステリー球の病院での検査・診断・治療
病院では、内視鏡や頚部の触診、X線検査、CT検査、MRI検査、頸部超音波検査などの画像検査なども行い、腫瘍などの異常がないかを調べ、何も病気が見つからない場合に「ヒステリー球(咽喉頭異常感症)」と診断されます。
ヒステリー球は、その症状や原因に合わせた治療を行います。
ストレスなどが大きく関係していると考えられる場合は薬物治療が中心とし、不安・緊張状態には安定剤、うつ状態には抗うつ薬などを使用するほか、柴朴湯(さいぼくとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などの漢方が処方されたりと、自律神経を調整する事を目的とした治療が行われる事が多いです。
しかし、自律神経の働きは体の生命活動全てに関わる膨大なものです。途方もなく広い自律神経に働きかけても、ほんの一部にしか過ぎない輪状咽頭筋を的確に調整できる確率は低いと言わざるをえません。
ヒステリー球を解消する為には
通常、鍼やマッサージの刺激は輪状咽頭筋まで届きません。喉に施術をしても効果は限られています。
この問題を解決するために、当院と同じ整動鍼という鍼の技術を用いるメンバー達が、医師や研究者と共同で検証を重ね、輪状咽頭筋の過緊張を緩める方法を見つけ出しました。
それは、手や足にあるツボへの鍼施術です。特定の手や足のツボに鍼をすると、輪状咽頭筋周辺の強張りがピンポイントで解消するのです。
手を強く握ると肩や首も連動して緊張します。これと同じように、手や足の特定のポイントの緊張と輪状咽頭筋の過緊張は共鳴するのです。この作用を利用して、鍼による施術法を発展させました。
治療の精度を高めるため、整動鍼を用いるメンバー達が、病院の研究施設で検証を繰り返しました。結果、病院でも改善が見られたなかったヒステリー球(咽喉頭異常感症・梅核気)に当院の鍼治療の効果が認められています。そして、当院でも同様の効果を出しています。
ヒステリー球に対するしん鍼灸院の鍼施術
当院のヒステリー球(咽喉頭異常感症)への鍼施術には、次のような特徴があります。
・症状を深く理解する為の丁寧な問診
・正確なツボを使う為の、丁寧で優しい触診
・鍼の本数が少ない(3〜7本)
・刺激が少なめで優しい施術
・喉や頚、肩では無く、手、足、腰などのツボを使う
・医師との共同研究で得られたデータから抽出したツボを使う
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)の原因となる緊張は、手・足・腰などに多くあります。頚や肩に直接刺激を与えても、本来の原因へのアプローチが足りず、原因が残っているので、一時的な緩和にとどまり、場合によっては悪化することもあります。
またヒステリー球(咽喉頭異常感症)を引き起こす原因の手や足の緊張には、いくつかのパターンがあります。必要のない施術は、効果を弱め、時には症状を悪化させる原因にもなります。
当院では病院の研究施設で繰り返し検証することで得られたデータも踏まえ、お一人お一人の症状に合わせて最適なツボを選択して施術致します。
施術の精度を高める為、1回1回の問診を重要視しています。問診から原因を特定できることは多く、それを踏まえた丁寧な触診により、刺激が少ない安全な施術で、少しでも早い回復を目指していきます。
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「診療時間」
平日 9:00~12:00/14:00~20:00(最終受付19:00)
土曜 9:00~17:00(最終受付16:00)
休診日 日曜・月曜・祝日
(不定期のお休みがある為、HPなどでご確認ください。)
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通院について
通院回数・頻度については、症状の重さや生活習慣によって大きく変わってきます。
平均的には、週に1回のペースを2ヶ月ほど続けることで症状の解消に繋がる方が多くなっています。
必要な通院回数・頻度については、次のように4つの段階があると当院では考えています。
症状が日常的にあることで、日常生活がまともに出来ない程重い方は、ここからのスタートになります。
お身体の回復力が殆ど無く、放置しておくと悪化する状態です。
集中的な鍼施術によって、お身体の調子を立て直していきます。
週に2〜3回の通院をお勧めします。いかに早く、次の回復期に移行するかを目標とします。平均回数としては5回程となります。
1週間のうちに、数回症状に悩まされる方はここからのスタートになります。
お身体の回復力と症状が拮抗している状態で、放置しておくと同じ状況が続きます。
鍼施術により、回復力を高めます。週に1回の通院をお勧めします。平均回数としては5回程で次の定着期に移行しています。
お身体の回復力が出てきて、症状が出ても時間をおけば回復する状態です。
2〜3週に1回の通院をお勧めします。良い状態を身体に定着させることで、鍼施術を受けなくても良い状態を保てるお身体を目指します。
ほぼ症状はないが、月に数回お身体に不安な時がある状態です。セルフケアで良い状態を保てる場合がほとんどですが、生活上の負担が大きい方は、月に1回程度の鍼施術によりお身体を安定した状態にする事が、必要な場合もあります。
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)・梅核気でお困りの方へ
ある日突然、または少し気になる程度の症状が、段々と大きくなり日々の生活に不安を感じられる方は、多くいらっしゃると思います。
当院では、ヒステリー球(咽喉頭異常感症)の方が、少しでも早くお身体にある症状を回復させ、不安の無い日常生活に戻れるように、最良の施術プランをお伝えします。
無理にお勧めすることはありません。
ご不安な点があれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。
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私が直接担当します
院長 大島 伸二
はり師・きゅう師 国家資格
一般社団法人 整動協会
整動協会 活法講師(入門編・基礎編・応用編)
整動協会 整動鍼講師(入門編・基礎編・応用編)
整動協会 公認勉強会主催者(応用編)
当院は、肩こり、腰痛、肘・膝など運動器系の不調の他に、突発性難聴、耳鳴り、めまい、頭痛、偏頭痛、ヒステリー球など様々な症状を、幅広く得意としています。他の医療機関で回復がみられなくても、一度ご相談ください。
料金
総合施術 |
鍼(整動鍼)+整体(活法) |
料金 |
初診料1,000円
施術料7,000円 |
滞在時間(目安) |
初診 60〜70分(問診を含む)/2回目以降 60分 |
*回数券のご用意もございます。詳しくはお問い合わせください。
○当日の症状に合わせ、施術者が最適な鍼灸もしくは整体を選択致します。
○滞在時間は目安です。症状が改善された、もしくは必要な変化が確認できた時点で終了となる場合があります。
アクセス
〒238-0041 神奈川県横須賀市本町2-2-1 高村ビル201
- 京浜急行線汐入駅から徒歩6分
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注)当院の入り口は国道16号線側にあります。グーグルマップの案内では、どぶ板通り側に案内されてしまう事がありますので、ご注意ください。