神奈川県横須賀市の鍼灸院・整体院 | 腰痛・肩こり・バネ指・膝痛・足底筋膜炎・頭痛・突発性難聴・神経痛

腰痛/坐骨神経痛

腰痛/坐骨神経痛の症例

当院による、腰痛/坐骨神経痛の症例の一部になります。

 

治療効果には個人差があります。

 

症状や病名が同一のものであっても、当院の経験に基づいた症例であり、一般的な鍼灸の効果を意味するものではありません。

 

あなたの症状に似た症例を、お探しください。

 

腰痛・坐骨神経痛

  • 筋・筋膜性腰痛

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  • 椎間板ヘルニア

  • 変形性脊椎症

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  • 仙腸関節症

  • 腰部脊柱管狭窄症

  • 心因性腰痛症

  • 痺れ・痛み

  • 内臓からくるもの

  • 泌尿器からくるもの
  • ホルモンバランスからくるもの
解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。
 

症例27 歩いてもじっとしてても広範囲に広がる腰痛

 

患者

70代 男性

来院

2017年 8月

症状と来院理由

1週間前から仕事をしている時に腰に痛みを感じた。翌日以降、痛みが強くなり歩いてもじっとしてても痛みが続いていた。翌週からイベントに参加するので、それまでにどうにかしたいと思い、ネットで当院を見つけ往診依頼をした。

治療内容と経過

〈1診目〉

問診していくと、仕事で日常的にあぐらをかいて前傾姿勢で絵を描くということがわかった。動きを見ていくと、立位での後屈、あぐらをかいた状態からの前屈で痛みが強くなった。身体を見ていくと顕著な圧痛があったので、緩めるためにそれぞれ手と足に鍼をすると、痛みが改善し動きやすくなった。歩く時に鼠蹊部に痛みを感じるので、確認すると顕著なコリを見つけたので、足に鍼をすると鼠蹊部の痛みが改善した。立位でじっとしている時に重だるさがあったので、肩に鍼をすると改善されたので終了した。

 

〈2診目〉

(3日後)立位での後屈は楽になっている。前回より楽だが、あぐらをかいて前傾姿勢になる時や、立位での重だるさはまだある。改めて問診をすると、便秘になると腰痛が出るという話があった。お腹をみていくと、便秘特有の硬さがあったので、前回と同様の治療に足のツボを追加すると、痛みが大幅に軽減したので終了した。

 

〈3診目〉

(9日後)イベントには問題なく参加ができた。痛みもあぐらをかいたときにわずかにあるだけであったので、足に鍼をすると解消されたので治療を終了とした。

使用した主なツボ

後谿R、築賓R、中腰R、肩稜R、上巨虚R

考察

日常的にあぐらをかいた状態で筆を持って作業をしていたことで、股関節や仙腸関節に負担がかかったものと考えられた症例であった。便秘で腰が痛むということで、お腹の過緊張もあった。痛む動きや状態を確認し、対応した部分を緩めたことで、痛みが解消された症例であった。

 

症例26 トラックから降りる時が辛いギックリ腰

 

患者

50代 男性

来院

2017年 6月

症状と来院理由

1週間前に大型トラックから降りる時に、腰に痛みが走った。痛みで動くのも辛かったが、仕事を休めないので、無理やりこなしていた。なかなか通ったりする時間がないので、少ない回数で良くなるところを探していたところ、当院への来院経験のある知人に紹介してもらい、当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

受傷から1週間が経過していたのだが、仕事を継続していたため、腰に熱感が残っていた。仕事の際は、トラックから降りる時と、積荷を運ぶ時が特に痛む。動きを確認すると、立位でいることも辛く、前後屈ともに痛みがあり、後屈が特に痛い。

まず、仰向けになることは出来たので、活法「腰痛3手」を行うと、全体の可動域が出てきた。次に、トラックから降りる動作などから、足に鍼をすると腰が後屈しやすくなった。動きを再確認すると、動き始めに痛みがあるので、背部の緊張と、熱感を下げるために手に鍼をすると、痛みが軽減した。骨盤周辺の痛みに対し、肘に鍼すると、痛みが軽減した。

 

痛みは3割ほど残っていたが、熱感が下がれば痛みは楽になる旨をお伝えし、治療を終了とした。

使用した主なツボ

大腰R、玖路R、後谿R、曲池L

考察

大型トラックでの動作の反復で身体に負担をかけ、降りる際に一気に痛みとして出た症状であった。大型トラックは、車高が高いこともあり、乗り降りだけでも普通車より負担がかかりやすい。運転や積荷の運搬などで、手足に負担がかかり、肩甲骨を介して腰〜骨盤へと波及し痛みになったと考えられた。熱感がある症状でも、原因を解決させておくことで、熱感さえ引けば痛みが解消されることは、経験上多い。

本症例も、4日後には痛みを気にすることなく仕事をすることが出来たと、知人を介してお伺いをすることが出来、経験を証明できたものと言えるのである。

 

症例25 仰向けで寝ることが出来ない腰痛

 

患者

80代 女性

来院

2017年 6月

症状と来院理由

ここ数年、腰痛は出ている。特に仰向けで寝ようとすると痛みでいられなく、横向きで寝ていた。様々ところで治療はしていたが、通った直後だけ気持ち良い感じがする程度であった。睡眠中の寝返りで目が覚めてしまうこともあることを、娘さんが心配し、ネットで当院を見つけ往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、仰向けにはなることが出来なく、真っ直ぐ立つことも辛く少し前かがみの状態でいないと痛みを感じる。痛みは両腰方形筋周辺に出ていた。脊柱の変形も疑ったが、触診の限りでは影響を感じ得なかった。身体を見ていくと、臀部に硬いコリを見つけたので鍼をすると、腰全体の痛みが軽減した。腰椎と大腰筋の影響もあったので、足に鍼をすると真っ直ぐ立つことができ、痛みが改善した。左の腰に痛みが残っていたが、臀部に鍼をすると痛みが改善され、仰向けになっても痛みを感じなかったので終了とした。

 

同様の治療を週1ペースで5回行い、痛みが解消されたので治療を終了とした。

使用した主なツボ

外秩辺R、玉天R、大腰R、髀柱L

考察

仰向けになれないということは、仰向けになる途中で身体のどこかしらに過緊張や、脊柱のねじれが生まれることからくることが多い。本症例では臀部の過緊張が腰方形筋の硬さを生み、同時に大腰筋の硬さも重なり、仰向けになれないのと痛みが生じたのである。原因さえ見つけることができれば、このような症例にも整動鍼は有効なのである。

 

 

症例24 趣味のレーシングカートが原因だった腰痛

 

患者

40代 男性

来院

2017年 6月

症状と来院理由

2週間程前に、不意に腰を反らせたところ、腰に「ピキッ」とした感覚と共に、左腰に痛みが出るようになった。痛みが出て以降、仕事中などで痛みを強く感じるようになった。

家族に腰痛のことを話したところ、以前当院の治療を受けた経験がある、母親の勧めで当院に往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、腰を後屈しようとすると、腰に「ピキッ」とし痛みを強く感じる。前屈などでは痛みは出ない。頚から肩にかけてコリ感もあり、右を向くと突っ張る感じがある。

まず活法「腰痛3手」を行うと腰の痛みが軽減した。

詳しく問診をしていくと、仕事はデスクワークで、週末は趣味でレーシングカートをやっていて、今現在も月に最低でも2回は行っていることがわかった。

問診の内容を踏まえ身体を見ていくと、腰・鼠蹊部に顕著なコリを見つけた。コリを緩めるために、ふくらはぎ・足の順番で1本ずつ鍼をすると、腰を後屈させるのが楽になり、痛みも改善された。頚のコリが残っていたので頚と背中のコリから、手に鍼をすると右を向くときの突っ張り感がなくなり肩こりも感じなくなったと同時に、腰の後屈の痛みも消失したので治療を終了とした。

同時に治療した症状

頚から肩にかけてのコリ感と突っ張り感

使用した主なツボ

玉天L、大腰L、後谿R

考察

きっかけは「不意に」発症した腰痛とのことだったが、実際はレーシングカートでの負荷が原因となった腰痛であった。レーシングカードはカーブを曲がるときは重力がかかるらしく、ハンドルはしっかり握り、足は外側に踏ん張りながらアクセルやブレーキを踏むとのことだった。その際に、日常ではかかりにくい負荷が足と手にかかり、過緊張を生みデスクワークの仕事で、悪化させた。原因となる手足の過緊張を緩めることで、腰椎・胸椎・大腰筋の動きを改善させたことが、1回での痛みの消失を促したのである。

 

症例23 入浴介護で痛めた腰痛

 

患者

40代 女性

来院

2017年 4月

症状と来院理由

介護職をしていて、この1ヶ月入浴介護の時間が多く、介護中に中腰でいると腰が辛い。ここ数日は、中腰や腰を反らす時にも痛みが出ていて、仕事に支障が出てきた。週に何回も通う時間もなく、早く良くなるところがないかと探していたところ、友人の紹介で往診依頼をした。

治療内容と経過

〈1診目〉

動きを見ていくと、立位での前後屈で痛みがあるが、特に前屈の方が痛みが強かった。まず、活法「腰痛3手」を行うと、全体の動きが良くなった。次に、問診の時にお伺いした仕事中の姿勢などを踏まえ、身体を見ていくと、背中に強い緊張を見つけた。そこを押すと圧痛があったので、そこを緩めるために足に鍼をすると、前屈がしやすくなり痛みも改善した。後屈に痛みがあったので調べると、腰に硬さがあったので、足に鍼をすると後屈も楽になった。最後に活法「透し」を行うと、どの動きをしても気にならなくなったので、終了とした。

 

〈2診目〉

(2週間後)前日から、中腰の時に少し痛みが出る程度だった。活法「腰痛3手」を行い、足に鍼を1本すると、痛みが解消された。肩こりの方が気になるので、活法「坐骨切り」「つき引き」を行うと肩こりも改善されたので、治療を終了とした。

 

今現在も、メンテナンスの為定期的に往診中。

同時に治療した症状

肩こり

使用した主なツボ

玖路R、玉天L

考察

入浴介護などで、中腰でいる時間が長くなると、背部の限られた範囲に強い反応が出ていることが多い。動きの確認と触診で強い反応点を見極め、的確に原因点を緩めることで症状の解消をさせることが出来たのである。

 

症例22 腰が伸びなく重っ苦しい痛み

 

患者

60代 女性

来院

2016年 12月

症状と来院理由

前日の朝から腰に違和感を感じていた。11時頃から違和感が痛みになり強くなってきた。14時過ぎまで痛いなりにも仕事(食堂)をし、帰宅するころには腰に重っ苦しい痛みがあり、痛みで腰を真っ直ぐ伸ばすことが出来なかった。翌日起きても痛みに変化がないので、以前にもかかったことのある当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、腰が20°ぐらいより真っ直ぐ伸ばすことが出来なかった。立位での前屈・後屈のどちらでも痛みが出る。

まず、活法「腰痛3手」「大腰筋の導引」を行うと腰の重くるしさが改善し、前後屈共に動きが出てきた。前屈の痛みに対し背中に顕著な硬さがあった。手に鍼をすると、その硬さが緩み、前屈の痛みが改善した。後屈をすると痛みがあったので、足と肘に鍼をすると後屈も出来るようになり、腰を伸ばしても痛みも重苦しさも改善したので、治療を終了とした。

 

その後、2日後には全く痛みを感じなくなったとの報告をいただいた。

使用した主なツボ

後谿R、玉天R、曲池R

考察

仕事中の姿勢や動きなどを詳しく問診していると、右に体重をかけながら手〜腕を使っていることがわかった。その姿勢により、ふくらはぎと手〜腕に負担がかかり、硬さを生んだことで腰に痛みを発症したのだと判断した。

問診では、「こんなことは関係ないと思うけど…」と思われるようなことが、痛みの原因であることが多い。問診の重要さを実感できる症例であった。

 

症例21 腰の右脇側に走る痛み

 

患者

50代 女性

来院

2017年 6月

症状と来院理由

2週間前に、炊事中に腰の右脇側に痛みが走った。痛みが出てからは、立っている時の前屈や腰を捻ったり、身体を起こす時に痛みが出るようになった。放っておいても良くなると思っていたが、痛みが全然変わらないので、以前から知っていた当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、前屈・回旋・仰向けからの起き上がりで、腰の右脇側に痛みが出る。まず、活法「腰痛3手」を行うと、起き上がり以外の動きで痛みが軽減した。身体を見ていくと腰の外側に硬いコリがあり、押すと腰全体に響く感じがあったので、手に鍼をすると前屈と回旋の動きでの痛みが消失した。起き上がりに対し足に鍼と、活法「透し」を行うと、起き上がりでも痛みが消失したので治療を終了とした。

使用した主なツボ

威霊R、元瑠R

考察

本症例は、手の緊張が強くなり硬さが出ていたことで、腰などの動きを制限させてしまったのが原因で痛みが出たのである。手の緊張を取り除くことで1回の治療で痛みが消失出来たのである。 

 

症例20 育児中になったぎっくり腰

 

患者

40代 女性

来院

2017年 4月

症状と来院理由

前日に育児の最中、子供をおんぶしたまま物を取ろうとした瞬間に「ビキッ」となり、腰全体に激痛が走った。その日は湿布を貼って様子を見たが、翌日になっても痛みが強く生活がままならないので、以前鍼で腰痛が良くなった経験があり、往診出来る鍼灸がないかネットで調べ、当院を見つけ問い合わせをし、往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、前日よりは少しは良いようだが、立位からの前後屈が辛く、特に前屈の初動が特に痛む。中腰も辛い。

仰向けになることが出来たので、まず全体の過緊張を緩めるために、活法「腰痛3手」を行うと痛みはあるが仰向けから起き上がるスピードが上がった。次に身体を見ていくと、ぎっくり腰と関連の強い脊柱の圧痛があったので、そこを緩めるために足と手に1本ずつ鍼をすると前後屈がしやすくなった。仙腸関節に痛みがあったので、肩に鍼をすると痛みが改善した。

残っている痛みは、炎症による熱感が落ち着けば解消される旨をお伝えして終了とした。

 

その後、日に日に良くなり、3日後には痛みが解消されたとのご報告をいただいた。

使用した主なツボ

玖路R、後谿R、肩稜LR

考察

1日経過したぎっくり腰は、受傷による炎症が出ていることが多いが、患部に直接何かをするのではなく、原因にアプローチをし、刺激量も少なく鍼の本数を少なくする方が、安全かつ早期の痛みの解消に繋がるのである。

 

症例19 10年以上仰向けから真っ直ぐ起き上がれなかった腰の痛み

 

患者

50代 女性

来院

2017年 3月

症状と来院理由

10年以上、仰向けから真っ直ぐ起きようとすると腰が痛くて起き上がれない。朝は特に痛くて、横向きになってから起きるような生活になっていた。様々な所に通っていたが、どこに行っても変化が無かったので諦めていた。最近は前屈すると痛みが出ていたが放置していた。

前の月に当院の治療で肩が治ったので、この症状も良くなるのではないかと期待し当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

〈1診目〉

動きを見ていくと、立位での前屈で腰に痛みがあった。仰向けの状態からの起き上がりをやって頂くと、頚が30°ぐらいのところで腰に痛みが走り、それ以上は上がらなかった。

まず活法「腰痛3手」を行うと腰〜臀部全体の硬さが和らいだ。次に仙腸関節と肩甲骨の関係から、手に鍼をすると立位での前屈が改善した。起き上がりの痛みに対し、腹部の硬さを見ていくと、特有の硬さがあったので緩めるために足に鍼をすると、真っ直ぐ起きあがることが出来るようになり、痛みも改善した。残っていた硬さを、活法「透し」を行い、足に鍼をすると痛みが解消されたので、治療を終了とした。

 

〈2診目〉

(2ヶ月後)前回の治療後調子が良かったが、10日程前から段々腰に痛みを感じるようになった。動きと身体を見ると立位での前屈・後屈で腰から仙腸関節に痛みがあり、仰向けからの起き上がりで腰に痛みがあった。活法「腰痛3手」を行い、それぞれに対し肩・足に鍼を1本ずつすると痛みが解消したので治療を終了とした。

使用した主なツボ

〈1診目〉後谿R、元瑠L、中腰R

〈2診目〉肩稜R、玖路R、中腰R、元瑠LR

考察

仰向けから起き上がろうとする時に使うのは腹筋である。腰部と腹部は身体の前後にあり密接に関係している。腹部の硬さという腰痛の原因を取り除くことで、10年以上経っている痛みに対しても、少ない回数での改善出来た症例であった。

本症例はもちろんの事、痛みの原因が患部にあると思って見てしまうと、本当の原因には辿り着けないのである。

 

症例18 前かがみで腕を使うと時に腰が痛む

 

患者

40代 女性

来院

2017年 2月

症状と来院理由

エステの仕事をしていて、毎日前かがみで腕を使う時間が長い。前から腰に張りはあったのだが、1ヶ月前から仕事をすると腰が痛み出すようになり、特に前かがみで腕を使う時が痛く、ここ数日は仕事に影響が出るほどになったので、どうにかしようと思い友人の紹介で、当院に往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと腰は前かがみをする時が痛く、そこから腕を前に出すと痛みがを強くなる。

まず、活法「腰痛3手」を行うと全体的な腰の痛みが改善した。背中の張りが強いので、活法「腰背の導引」を行うと背中の張りも改善した。腕を使う時の痛みに対し足に鍼をすると痛みが改善した。前かがみの際の腰の痛みが残っていたので手に鍼をすると痛みが改善した。張り感が残るので、足に鍼をすると張り感が消失したので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

玖路R、後谿R、殷門R

考察

痛みが出る仕事の姿勢・動きの中で負荷のかかる場所を見つけ出すことが大事だと実感する症例である。本症例では仕事の姿勢・動きの中で「前かがみ・腕を使う」がキーワードであった。この二つの動きで実際に負荷がかかっていたのは、足と手であった。

負荷がかかっている部分の過緊張を緩めることで、改善できたのである。

 

症例17 下にあるものを取ろうとした時の腰の痛み

 

患者

50代 男性

来院

2016年 12月

症状と来院理由

2ヶ月程仕事が忙しく、立位・正座・前屈の動作を継続する時期が続いた。腰に重だるさを感じていたが、1ヶ月前から痛みに変わった。下にあるものを取ろうとしたり、朝起き上がる時などが特に痛く、年始からまた仕事が忙しくなるので、なんとかしようと思い、以前にも治療を受けたことのある当院へ、往診依頼をした。

治療内容と経過

〈1診目〉

動きを確認していくと、前屈と仰向けからの起き上がりや寝返りで痛みが強かった。身体を見ていくと、腰〜臀部全体に硬さがあったので、まず活法「腰痛3手」を行うと、痛み全体が軽減した。立位で前屈をすると、両腰に痛みが感じられたので、大腿部に鍼をすると前屈がしやすくなった。寝返りに対し足に鍼をすると寝返りで痛みを感じなかった。立位での痛みに肩に鍼をして痛みが改善されたので、終了とした。

 

〈2診目〉

(2週間後)寝返りはしやすく気にならないが、立位での前後屈で痛みがある。前回と同様に活法「腰痛3手」を行い、前屈に対し足に鍼をすると痛みが軽減した。後屈に対し手に鍼をすると後屈が楽になった。仰向けの状態と起き上がりに違和感があるので足に鍼をすると違和感が消失したので終了とした。

 

〈3診目〉

(1週間後)立位での軽い痛みと、前後屈での張り感が残っていたので、活法「腰痛3手」を行い、足と手に1本ずつ鍼をし、仕上げに肘に鍼をして治療を終了とした。

使用した主なツボ

殷門LR、飛揚R、光明L、肩稜L、後谿R、元瑠R

考察

仕事の継続により、同じ部分に負荷がかかり身体が許容量を超えてしまったのがきっかけである。同じ動作の反復は痛みの原因を生みやすい。顕著な動作を確認し痛みの原因を見つけられたことで、早い回復が見られた症例であった。

 

症例16 全く身動きが取れなくなったギックリ腰

 

患者 

50代 男性

来院

2016年 10月(往診)

症状と来院理由

仕事をしている時(座ったり立ったりを繰り返す)に腰に激痛を生じた。あまりの痛さにそこから全く身動きが取れなくなった。どうにもならなくなったので、以前往診依頼をした当院へ連絡をした。

治療内容と経過

<1診目>

治療をするスペースに案内されて待っていると、10mもない距離を10分かけて移動されてきた。そこから椅子にもたれかかると、そこから一切の身動きが取れず、少しでも動こうとすると、腰を中心に広範囲に激痛が出ていた。

姿勢を変える事が困難だったので、その姿勢のまま肩から腰まで見ていくと、ギックリ腰に関係のある顕著なコリを見つけたので、鍼をした。腰〜仙腸関節周辺に熱感も強かったので、手に鍼をすると、時間はかかるがなんとか自力で立ち上がる事が出来たので、熱感が下がるまではアイシングをするようにアドバイスをして終了した。

 

<2診目>

(3日後)痛みで腰をまっすぐに伸ばすことは出来ないが、自力で治療スペースまでこられた。仰向けになる事が出来たので、活法「腰痛3手」「腹直筋の導引」を行うと、痛みが改善した。次に腰がまっすぐ伸びないので、足に鍼をすると、腰を伸ばせるようになった。前・後屈で痛みが出るので、手と足に鍼をすると腰に動きが出てきたので終了とした。

 

<3診目>

(4日後)痛みはあるが動くことは出来る。前・後屈で痛む。2診目と同様に行い、前屈に対し脛に鍼をすると、改善した。

 

<4診目>

(3日後)3診目と同様。

 

<5診目>

(7日後)痛みはほとんど気にならなくなったが、立っていると腰が重だるくなり、そのまま立っていると痛みになる時がある。活法「腰痛3手」行い、肩と肘に鍼をすると立っている時の重だるさや痛みが出なくなったので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

T5(1)R、T9(1)R、後谿R、肩稜R、大腰R、玉天L、玖路R、曲池R

考察

痛みと熱感が強く、原因を見つけにくい症例であった。熱感を伴う痛みの強いギックリ腰は、胸椎との影響も出やすい。胸椎の動きを改善させ熱感を下がる事で、隠れていた原因を見つけられたことで、少ない回数で痛みを解消できたのである。

 

症例15 子供を抱き上げようとした時に発症した腰の痛み

 

患者

30代 女性

来院

2016年 7月(往診)

症状と来院理由

当日の朝、子供を抱き上げようとした時に、腰に痛みを感じ動けなくなった。痛みが強く、立った状態ではいられるが、前にかがんだり後ろに反ることが出来なく、歩くときも体をまっすぐには出来ない。知人の紹介で当院に往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、立位からの前・後屈で痛みが強く、立位の時は少し後ろに反らした状態が楽であった。仰向けにはなれたので、活法「腰痛3手」を行うと動ける範囲が増えてきた。次に前・後屈の痛みに対しスネに鍼をすると、前屈がしやすくなり、手に鍼をすると後屈が楽になり立位で普通に立てるようになった。仙腸関節周辺に痛みがあったので、活法「透し」を行うと痛みが改善されたので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

玖路L、後谿L

考察

子供を抱きかかえようとした動きが引き金となった腰の痛みであった。腕を使う動きは肩甲骨との関連が強く、その影響が腰に出たと考えられた。

痛みは腰に出ているが、原因は別のところにあることがほとんどである。

原因を絞り込むことができたので、早期の改善が見られた症例であった。

 

 

症例14 仕事中に前かがみになった時に発症した腰の痛み

 

患者

50代 男性

来院

2016年 4月(往診)

症状と来院理由

日常的に腰に痛みは感じていたが、当日の午前中に仕事をしていた時、前かがみになった瞬間、急に腰の痛みが強くなった。ぎっくり腰のような感じではなかったが、放置してしまうと悪化するかもと思い、ネットで検索し当院のサイトを見つけ、往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを確認していくと、立位での前屈、仰向けになった状態からの寝返りをする時に、腰の右寄りに痛みが強く出ていた。まず、活法「腰痛3手」を行うと痛みが軽減した。活法「腰椎の回旋導引」を行うと、寝返りがしやすくなった。腰の硬さに対し、臀部に鍼をすると痛みが7割程軽減した。動きの確認をすると、うつ伏せと椅子に座った時に腰に違和感が出たので、足に2本鍼をすると、うつ伏せと椅子に座った時の違和感が無くなった。最後に腰を反らす動きが気になるとの事で確認すると大腰筋の硬さがあったので、足に鍼をすると腰を反らしても気にならなくなったので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

外秩辺R、陽輔L、懸鐘R、大腰R

考察

常に痛みは感じていたようだが、日常生活に支障が無く放置したままであった。腰全体に溜まっていた負担が仕事中の前かがみになる動作が引き金となって痛みが出たのである。

痛みが強くなった当日に治療をしたことで、1回で良い回復が見られた症状であった。

 

症例13 座ったり前かがみになると出る腰の痛み

 

患者

30代 女性

来院

2016年 3月(往診)

症状と来院理由

看護助手をしている。3日前に急に腰に痛みが出始め、座ったり前かがみになると強い痛みが強くなった。その日の内に痛みで仕事が出来なくなった。当日・翌日と医療機関にかかった後、同僚の紹介で当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

動きを見ていくと、腰を前かがみにする時と、椅子などに座る時に、腰の右側に強い痛みが出る。腰全体を緩める為に、活法「腰痛3手」を行うと、前かがみ・座る時ともに痛みが軽減した。

身体を触診していくと、腰に硬さが残っていたので、太ももと臀部に鍼をすると硬さが緩み、前かがみ・座る動作共に、痛みが大幅に軽減した。残った痛みに対し足に鍼をすると、痛みが0になったので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

殷門R、大臀R、大腰R

考察

下肢の過緊張が原因となった腰痛であった。仕事で右足を前に踏み出した状態での時間が長く、その負担が下肢の緊張を生み、腰へと波及していったものであった。

原因を明確に出来、受傷から早期の治療が出来た事で、1回での回復が見られた症状であった。

 

症例12 腰を反る時に臀部からふくらはぎに出る痛み

患者

40代 男性

来院

2016年 2月(往診)

症状と来院理由

配送業をしている。3週間程前から、腰を反ると臀部からふくらはぎにかけて痛みが出る。趣味でサーフィンをやっているが、波に乗る際(テイクオフ)の時にも痛みが出るようになった。どうにかしようと思い、知人の紹介で当院を知り、往診依頼をした。

治療内容と経過

動作の確認をすると、腰を反らす動きで左臀部・左ふくらはぎに痛みが出る。触診していくと、腰椎際に硬さがあった。ふくらはぎに鍼をすると、わずかに腰が反れるようになった。臀部から仙腸関節の痛みが強いので、肩と腰に鍼をすると腰が反り易くなった。

ふくらはぎの痛みに対し、腰に1本。腰を反る際に痛みが残るので足に1本鍼をすると、痛みが解消されたので治療を終了とした。

使用した主なツボ

玉天L、肩稜L、腰海L、L3(1)L、中腰L

考察

痛みが広範囲に広がっていたが、配送の際の車の運転の長さからくるものであった。マニュアルのトラックということで、ギアチェンジの際にクラッチを切る、シフトレバーの切り替えなどの反復で、腰や臀部・腸腰筋に負担がかかったものが原因となっていた。原因を絞れたことで、早い回復が見られた症状であった。

 

症例11 洗面所で顔を洗う時や起き上がる途中にでる腰痛

 

患者

60代 女性

来院

2016年 2月(往診)

症状と来院理由

1ヶ月程前から、家事をしている時に腰に痛みを感じるようになった。日に日に痛みが強くなり、腰を前屈させる動作や、そこから戻る動きなどで痛みが出た。

近くの医療機関に通ったあと、ネットで当院を見つけ往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体を見ていくと、腰の左側に痛みが出る。動きを確認すると、腰の前屈・後屈ともに痛みがあった。触診していくと腰に痛みを伴う硬さを見つけた。硬さを取るために、太ももに鍼をすると前屈が楽になった。続いて、腰椎周りにも顕著な硬さを見つけ、緩める為にふくらはぎに鍼をすると、前屈・後屈ともに改善した。前屈から戻る動きでの痛みがあったので、足に鍼をすると痛みが軽減したので終了とした。

 

<2診目>

(1週間後)3日間ぐらい楽だったが、今はまた痛みが出るようになった。前回と同様に太もも・ふくらはぎに鍼をすると、前屈・後屈の痛みが軽減した。改めて痛みの出る動作を確認していくと、洗面所で顔を洗う時が一番痛いということが確認出来た。仙骨と肩甲骨の関係を疑い、肩甲間部を触診していくと硬いコリを見つけた。コリを緩める為に手に鍼をすると、痛みが軽減したので終了とした。

 

<3診目>

(8日後)痛みはかなり軽減している。洗面所での顔を洗うのは痛くない。椅子に座ってじっとしている時やそこから立ち上がった際に痛みが残る。身体をみると腰に硬さがあり、腹部からくる腰の硬さであった。関連のあるふくらはぎに鍼をし確認すると痛みが解消されたので治療を終了とした。

使用した主なツボ

殷門L、玉天L、大腰L、六谿L、足三里L、陰谷L

考察

原因が複合的に絡み合った腰痛であった。一番強く反応の出る部分から、1つ1つ改善させていくことで、少ない回数での回復が見られた。じっとしている時の痛みは、腹部との関連がある場合も多いので、今後もしっかりと見極めていきたい。

 

 

症例10 ソファーに座っている時と床のものを取ろうとした時に出る腰痛

 

患者

60代 女性

来院

2016年 1月(往診)

症状と来院理由

5日前にソファーに座ってテレビを見ていると、腰に痛みを感じた。翌日、床にあるものを取ろうとした時にも腰に鈍い痛みが出た。以降、ソファーに長く座れないようになり、立ち上がる時にも痛みが出るようになった。通っているスポーツジムに行けないので、どうにかしようと思い、友人の紹介で当院への往診依頼をした。

治療内容と経過

腰回り全体を緩める為に、活法「腰痛3手」を行うと、痛みが4割減った。続いて痛みの出る動きから、胸椎の問題と考え触診していくと、顕著な硬結を2つ見つけた。まず脛にあるツボに鍼をすると、ソファーに座っても痛みが気にならなくなった。別の脛にあるツボに鍼をすると、床にあるものを取る時・立ち上がる時の痛みが改善した。前屈の動きに痛みがあったので、手に鍼をすると痛みが2割まで減ったので終了とした。

 

後日、数日間少し痛みが出た時もあったが、1週間後には痛みが無くなったとの連絡をいただいた。

使用した主なツボ

地機L、中都L、六谿L

考察

脛まわりの過緊張から胸椎の動きが制限され発症した腰痛であった。胸椎の一部と脛の関連性は強い。日常生活で、脛に負担がかかったのが影響したと考えられる。

脛の緊張を改善させたことで、1回の治療で良い変化を出せたのである。

 

症例9 朝の起き抜けと前かがみになる時に出る腰痛

 

患者

70代 女性

来院

2016年 1月(往診)

症状と来院理由

3週間程前から、朝起きて起き上がる時に腰に違和感を感じるようになった。10日前から違和感が痛みになり、朝以外でも仰向けの状態から起き上がる時に腰に痛みがあり、立った状態から前かがみなる時にも痛みが出るようになった。

痛みについて、友人と会話をしていたところ、当院を薦められて往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体を見ていくと、立位での前屈と仰向けの状態から起き上がる動きで腰に痛みが出る。腰椎を疑い確認すると硬結があった。緩める為にふくらはぎに鍼をすると、立位からの前屈の痛みが改善した。

起き上がる時の痛みには変化が無かったので、お腹の硬さを疑い確認すると、押すと痛みを伴う硬結を見つけた。その硬結を緩める為に、足に鍼をし5分程置くと硬結が緩んだ。動きの確認をすると、起き上がる時の痛みが改善されたので、終了とした。

 

<2診目>

(1週間後)前回に比べ、痛みは4割程度残っている。前回と同様の施術をすると、起き上がる時の痛みは無くなった。立位での前屈で痛みが残っていたので身体を見ていくと、胸椎に顕著な硬さを見つけた。硬さに関連する手に鍼をすると、前屈の動きが解消されたので治療を終了とした。

使用した主なツボ

玉人R、元瑠R、六谿R

考察

お腹の過緊張からくる腰痛であった。痛みは朝の起き上がる時に違和感から始まっている。起き上がるには腹筋を使う必要があり、その腹筋に必要以上の緊張が現れると腰に影響が出ることがある。過緊張を放置していた事で腰椎・胸椎にも影響が出たのである。

この痛みは、お腹の過緊張を解消しなければその場しのぎの治療になってしまう可能性があった。痛みの本来の原因を見つけることが出来たので、少ない回数で改善できたのである。

 

 

症例8 右太もも前面に出る痺れ

 

 

患者

60代 女性

来院

2015年 12月(往診)

症状と来院理由

1ヶ月程前から、右臀部に痛みを感じるようになった。近所の医療機関に通っていたが改善せず、2週間前からは、右太もも前面に痺れが出るようになった。就寝時や横になった時は楽だが、立っていたり座っていたりすると、臀部の痛みと痺れが出る。

妹家族に相談したところ、当院を薦められたので往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体を見ていくと、臀部の痛みに関連する腰に硬いコリを見つけた。そこへ鍼をすると、臀部の痛みが軽減した。続いて、太ももの痺れを脊柱周辺の問題と考え見ていくと、胸椎と腰椎周辺に強い緊張とコリを見つけた。そこへ鍼をすると痺れが7割軽減したので終了とした。

 

<2診目>

(9日後)臀部の痛み・太もも前面の痺れともに、半分以下に軽減している。

活法「坐骨切り」を行った後、1診目と同様の治療すると、痛み・痺れともにほぼ解消されたので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

腰海R、T9(1)R、T10(1)R、L2(1)R、L3(1)R

考察

日常生活の中で、腰全体に負担がかかり、その影響で臀部の痛みと太ももの痺れが出たと考えられる。臀部の痛みが改善しなかったことが、痺れを発症させたきっかけとなったのである。

発症から早い段階で来院し、痛みと痺れの原因を特定しアプローチすることで、早期の回復が見られたのである。

 

症例7 腰背全体に広がる痛み

 

患者

60代 男性

来院

2015年 12月(往診)

症状と来院理由

3ヶ月前から、腰に痛みが出た。放っておいていたら背中まで痛みが広がり、両足外側にもズーンと感じる痺れが出てきた。整形外科を受診すると「脊柱管狭窄症」と診断された。

薬などを処方され対処してきたが、状況が変わらないままだったので、かかりつけのあん摩・指圧・マッサージ・カイロの先生に相談すると、鍼を薦められ、その先生の紹介で往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体を見ていくと、どの動作をしても腰背全体に痛みが出る。全体を緩める為に、活法「腰痛3手」を行うと腰背の痛みが減った。続いて痺れに対し、腰に鍼をすると痺れも減ったので終了とした。

 

<2診目>

1診目と同様。

 

<3診目>

ズーンとした痺れ感はほぼ無くなったが、腰背の痛みが残る。前屈すると痛みが出る。触診すると、腰に硬いコリを見つけたので、臀部と膝裏に鍼をすると、前屈の痛みが無くなった。再度確認すると、仰向けで右足の挙げ辛さがあり、右足だけ外に開いてしまう。腸腰筋と胸椎に問題があったので、足と足の甲に鍼をすると右足は挙げやすくなり、外にも開かなくなったので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

L4(1)LR、L5(1)LR、外秩辺R、委陽L、豊隆R、大腰R、中腰R

考察

「脊柱管狭窄症」という言葉にとらわれず、問診・触診で確認し、症状の強いところからアプローチすることで、少ない回数で回復することが出来た。

本症例は、最後まで残っていた腸腰筋の硬さが一番の原因であったと考えられる。腸腰筋の一部は、腰椎に付いており、腸腰筋の硬さがそのまま影響したのである。

 

症例6 物を取ろうと前かがみになった時に起こったギックリ腰

 

患者

30代 女性

来院

2015年 10月(往診)

症状と来院理由

2日前に下にある物を取ろうとした際に、腰に痛みが走った。痛み止めの薬と湿布を貼って様子を見ていたが、痛みで前・後屈が出来ず、特に前屈が出来ない。翌日に子供の運動会にどうしても参加したく、なんとかならないかと思い、以前から両親が施術を受けていた当院へ往診依頼をした。

治療内容と経過

身体の状態を見ていくと、歩くことは可能だが、前・後屈は痛みで出来ず、他の動きも痛みで動かしにくい。まず活法「腰痛3手」を行うと、全体が緩み、痛いながらも動かしやすさが出た。改めて動作を確認すると、前屈時に痛みが強く出る。受傷機序に「下の物を取る際に痛めた」とのお話があったので、胸椎を確認していくと、押すを痛みが出るコリを見つけた。脛に鍼をすると、コリが緩み、前屈の動きも改善したが、戻る時に痛む。手に鍼をすると戻る動きと痛みが改善した。すると、後屈の方が痛むようになったので、ふくらはぎに鍼をすると後屈もしやすくなったので、治療を終了とした。

 

翌日の運動会には、痛みは残っていたが無事に参加することができ、痛みも4日後にはほぼ解消されたと、ご両親から連絡をいただいた。

使用した主なツボ

中都L、後谿L、玉天L

考察

「下に物を取る際」という動きは、肩甲骨と胸椎の関連が強く出る。腰の症状だが、腰に直接的な原因があるのではなく、別の原因であることの方が圧倒的である。問診時の受傷機序をしっかりと聞き出せた事が、早期の症状の解消へと導く事が出来たのである。

 

症例5 ぶり返したギックリ腰

 

患者

30代 女性

来院

2015年 9月(往診)

症状と来院理由

前日にギックリ腰になった。痛いながらも歩くことは出来たので、母親が以前何度か通院したことのある鍼灸院へ行った。症状が改善し自宅に戻ったが、座った状態で物を取る為に身体を捻った時に激しい痛みが出た。痛みが強くどの体勢でも辛く歩けない状態になってしまった。5m先のトイレに行くのにも5分以上かかる。まともに動くことが出来ないので、往診をしている鍼灸院をネットで探し、当院に往診依頼をした。

治療内容と経過

身体の状態をみようと思ったが、仰向けの状態から身動きが取れない状態であったので、腰〜臀部全体を緩ませる為に活法「腰痛3手」を行うと、立つことが出来るようになった。立位のまま「腹部の透し」を行うと、前屈以外の動きは出来るようになった。前屈・前屈から戻る時に痛みが出るので、ふくらはぎと手に鍼をすると、痛みはほぼ解消されたので治療を終了とした。

 

数日後、痛みは全く無くなったとの口コミをいただいた。

使用した主なツボ

玉人R、六谿R

考察

痛みが強く動きがほとんど取れない状態で、且つ痛みが広範囲に出ている時は、活法「腰痛3手」はとても有用である。腰を触らずに腰〜臀部を緩ませられ、患者側にも負担がない。全体を緩ませることで、隠れたいた腰椎と胸椎の問題が現れアプローチしたことで、早期の回復に至ったのである。

 

症例4 くしゃみから始まった臀部の痛みと腰痛

 

患者

40代 男性

来院

2015年 8月(往診)

症状と来院理由

3ヶ月前に車を運転中にくしゃみをした瞬間に、腰に激しい痛みが走った。整骨院に通い少し痛みは改善したが、左臀部が痛く、腰の前屈時・前屈から戻る時に痛みが強くなる。運送業で運転時間が長く、ここ1ヶ月は運転中に臀部の痛みがあり、足の後面に「ビリビリ」とした痺れも出るようになった。このままではと思い友人に相談したところ、当院を紹介され往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体の状態を見ていくと、左臀部は常に痛み、前屈時と前屈から戻る時に痛みが増悪し、この動作の時は左腰も痛みが出る。前屈時には足後面に「ビリビリ」とした痺れも出ている。

まずは活法「腰痛3手」を行うと、臀部・腰部共に動かしやすくなり痛みが5割減った。臀部の痛みに対し、腰に鍼をすると臀部の痛みが減った。前屈の痛みは良いが、前屈から戻る時に臀部に痛みが残る。仙腸関節と胸椎との関係と腸腰筋の影響からと考え、手と足に鍼をすると痛みが1割になった。仕上げに痺れに対し腰に鍼をすると、痺れも改善されたので終了とした。

 

<2診目>

(2週間後)1週間は痛みも痺れも良い状態であったが、仕事が忙しくなり痛みが出てきた。

身体の状態を見ていくと、前回に比べ全体の痛みは半分となっており、臀部の痛みと、前屈から戻る時に痛みがあり、痺れも少し出ている。前回と同様の施術をすると痛み・痺れがほぼ消失した。

 

<3診目>

(3週間後)仕事は現在も忙しいが、痛みも痺れもほぼ出ていない。活法「腰痛3手」と足に鍼をすると痛み・痺れが消失したので治療を終了とした。

使用した主なツボ

腰海L、後谿L、大腰L、空髎L

考察

くしゃみが引き金となって発症したギックリ腰がきっかけではあるが、運送業で運転時間が長く、運転時の姿勢での負荷が元となる症状であった。マニュアル車なので、クラッチを踏む動作に負荷がかかりやすく、痛みがある状態で仕事を続けていたことから、臀部・仙腸関節・腸腰筋へと負荷がかかった。痛みのきっかけ・日常での問題となる動作を早期に聞き出せた事が良い結果を生んだのである。

 

症例3 立っていると足の後面に出る痺れ

 

患者

30代 女性

来院

2015年 6月(往診)

症状と来院理由

半年ほど前から、長時間立っていると足の後面に重だるさを感じていた。放っておいても大丈夫かと思っていたが、期間が経つにつれ重だるさが、ズーンとした痺れに変わってきた。

騙し騙し過ごしていたが、数日前から腰にも痛みが出てきたので、友人でもある当院院長に往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

身体の状態を見ていくと、前屈の動きでのみ腰の痛み・足の痺れ共に増悪する事が確認できた。

まずは腰〜臀部を緩める為に、活法「腰痛3手」を行うと、腰の痛みは8割減ったが、痺れは前屈時に増悪する。足の痺れは、腰椎周辺の影響を受ける事が多い。丁寧に触診をしていくと関連する硬いコリを確認した。腰に2本鍼をし7分置鍼した後、改めて確認をすると、痺れが7割減ったので終了とした。

 

<2診目〜4診目>

(1週間おき)1診目と同様の施術を行う。

 

<5診目>

(2週間後)痺れはなくなり、腰に違和感がある程度であったので、活法「腰痛3手」のみで治療を終了とした。

使用した主なツボ

腰眼R、空髎R

考察

痺れの原因は腰にあった。立位と前屈の状態で仕事をする事が多く、その負担が腰にくることが足の痺れの原因となっていた。活法で全体を緩め、残ったコリを鍼で取ることで良い結果が得られた。痺れと聞いてしまうと構えてしまいがちだが、丁寧に確認していく事が症状の改善への大事な布石となるのである。

 

症例2 えび反りした時に痛めた腰痛

 

患者

60代 男性

来院

2016年 5月(往診)

症状と来院理由

2日前の朝ストレッチをしている時、うつ伏せの状態でえび反りをした瞬間に腰が「ビキッ」となり、そこからまともに動くことが出来なくなった。

腰を前に倒すことも後ろに反ることも殆ど出来ない。

 

以前、鍼にかかっていて良い印象があり、ネットで往診が出来る鍼灸院を検索し、当院が往診可能であったので、往診依頼をした。

治療内容と経過

<1診目>

動作を確認すると、全ての動きが殆ど出来ない。初動が痛く、腰前屈・後屈共に10°程度しか動けない。

全体の緊張が強いので、活法「腰痛3手」を行い全体の緊張を緩和させると、立ち上がる動作は改善された。腰の初動の問題は仙腸関節と胸椎の問題からくるものと考え、手と肘に鍼をすると、全体の可動域が出てきた。続いて後屈の動きに対して、足の甲と脛に鍼をしたところ、後屈の動きが改善されたので終了した。

 

<2診目>

(4日後)ギックリ腰の痛みはだいぶ和らいだが、ハリ感が残る。可動域はかなり回復したが、腰前屈・後屈共にハリ感が出る。腰椎からくるものと考え、ふくらはぎに鍼をすると、前後屈がしやすくなった。動きを確認すると、ソファーに座ると痛みが少し出たので、胸椎の調整をする為に脛に鍼をすると、ソファーに座っても痛みが出なくなったので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

後谿L、曲池L、大腰L、元瑠L、玉天L、地機L

考察

うつ伏せでえび反りという、日常では中々無い動作がきっかけのギックリ腰であった。えび反りの動作は、脊柱起立筋はもちろんの事、肩甲骨周辺にも負担がかかる。元々負担は溜まっていたと思われるが、瞬発的に動いたことで一気に症状として出たと考えた。

はじめに肩甲骨の動きを改善させたことが、良い結果を生んだ。痛みの場所にフォーカスするだけではなく、全体を観察することの大事さを再確認した症例であった。

 

症例1 立っているだけで痛む腰痛

 

患者

40代 女性

来院

2017年 9月

症状と来院理由

以前から腰に違和感があったが、ここ数週間で段々と痛みが強くなってきた。動きで痛むのでは無く、じっと立っている時が痛い。

 

知人の紹介で来院。

治療内容と経過

身体の状態を検査をすると、立位でじっとしている時が一番痛みが強く、動きに関しての痛みはない。

痛みが仙腸関節に出ていたので、連動する肩甲骨を細かく調べてみると、原因と思われる硬結と確認。そこに鍼をすると、直後に痛みが消失したので治療を終了とした。

使用した主なツボ

肩参L

考察

仙腸関節の痛みは様々あるが、肩甲骨の連動と関連する場合が多い。肩甲骨の動きを改善させることで、早期の痛みの消失が見られた。

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