神奈川県横須賀市の鍼灸院・整体院 | 突発性難聴・めまい・ヒステリー球・顔面神経麻痺・腰痛・肩こり・バネ指・足底筋膜炎・頭痛・神経痛

膝を曲げることが出来ない痛み

症状

2ヶ月程前から椅子に座る時や、膝を曲げる時に痛みが出るようになった。近所の整骨院へ週3回ペースで1ヶ月ほど通ったが変化がなかった。調理の仕事をしているのだが、ここ1週間ぐらいは、仕事中に膝を少し曲げようとするだけで痛みが出るようになってしまい、どうしようかと思っていたところ、息子が当院の治療経験がありオススメをしてくれたので、自分もやってみたいと思い、来院した。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2017年4月 ~ 2017年5月
  • 頻度

    週1回程度
  • 通院回数

    3回

施術と経過

〈1診目〉 動きを見ていくと、立っていることは出来るが、歩行の時の膝の屈曲でも痛みが出るので、足を引きずるような歩行となっていて、屈曲はわずかしか曲がらなかった。身体を見ていくと、臀部に膝の痛みに関連する特有のコリがあり、触ると強い痛みを感じたので、そこに鍼をした。すると、わずかにしか曲がらなかった膝が60°ぐらいまで曲がるようになった。次に膝の屈曲に関連する硬さを見つけたので、緩めるために足と腰に鍼をすると、膝が120°ぐらいまで曲げられるようになり、椅子に座れるようになったので終了とした。 〈2診目〉 (5日後)前回の施術以降痛みも動きも改善されてはいるが、膝は90°ぐらいまで曲げると痛み出した。前回と同様の施術に、腿に1本鍼を追加すると、痛みはあるが普通にしゃがむことが出来たので、終了とした。 〈3診目〉 (9日後)動きも痛みも改善され、しゃがむことをしなければほとんど痛むことはないが、お風呂の椅子に座っていると少し痛みが出ていた。2診目と同様の施術をすると、しゃがんでも痛みが出なくなったので、施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

本症例は、臀部と腰部の過緊張からくる膝の痛みであった。膝の屈曲時に痛む原因はいくつかあるが、本症例の場合は膝裏の過緊張があり、それによって膝が曲げられない状態になったのである。その膝裏の過緊張は腰部の過緊張が生み出したものであり、臀部の過緊張と共に、調理の仕事で立ちっぱなしと少し前かがみになる体勢によって負担がかかり、限界を超えた時に膝に痛みとなって現れたのでる。原因を緩めることにより、本症例のような痛みに対しても少ない回数での痛みの消失に繫ったのである。

担当スタッフ

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