くしゃみがキッカケで右を振り向けなくなった頚・背中の痛み
症状
当日の朝、くしゃみをした瞬間に、背中から頚にかけて激痛が走った。仕事を休めないので仕事に行くと痛みが強くなった。大型トラックの運転をしており、バックなどで頚を右を振り向こうとすると痛みが強く振り向く事が出来なかった。翌日も仕事があり、なんとかしないといけないと思い、以前ご家族が通われていた当院へ連絡をし、来院した。
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来院者
男性
30 代
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期間
2018年4月 ~ 2018年4月 -
通院回数
2回
施術と経過
<1回目> まず、動きの確認をすると頚を右に振り向かせる事が、痛みでほとんど出来ない。左には向けるが痛みは感じる。次に身体を見て行くと、頚と背中に顕著な硬さがあり、軽く触れても痛みを感じており、頚には熱感もあった。頚の硬さと熱感に対し手と肩に鍼をすると、頚を右に向けやすくなった。頚の痛みは軽減したが、右を振り向くと背中に痛みが出るので、臀部と背部に鍼をすると痛みが軽減したので終了とした。 <2回目> (2日後)前回よりかなり楽になっているが、右に振り向くときに痛みを感じる。手に鍼をすると痛みが消失したので施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
仕事が大型トラックの運転手という事で、日常的に手を使う頻度が高い事で、手や臀部に必要以上の過緊張が起こり、くしゃみを引き金に痛みとして一気に表に出たのである。手の余計な緊張は肩甲骨の動きを制限し、肩甲骨が胸椎の動きも制限してしまう。痛みだけを見るのではなく、広い範囲で見る事が出来たので、少ない回数で良い結果を出せたのである。
担当スタッフ